留学体験記~その7~(2017/9/12)O教授殿

今日、ようやく夏休み明けのO教授が研究室に現れた。何でも1ヶ月の休みをとっていたんだとか。日本の教授じゃあ考えられん!健やか!

まず日本からのお土産を持って挨拶に行った。教授室は本棚に囲まれた落ち着いた空間で狭くもなく広くもない。テレビとか観葉植物とか変なオブジェなんかがある相当派手な社長室みたいのを想像してたけど、ガチャガチャしてなくて良い意味で質素。
中に入ると猛烈な勢いで握手してくれた。「来てくれてありがとう!ポリマーを使った研究をしたことが無いからすごく楽しみだよ!せっかく来てくれたのに、最初の数日不在でごめんね!アパートはナイスかい?研究室のみんなとはもうしゃべったかい?困ってること無い?」怒濤の質問攻めにあったけど、とにかく笑顔が素敵なおじさん。頑張って一個一個答えてから早速共同研究のディスカッションがスタート。色々と考えててくれたみたいで、これをやったらどうなるんだろう?という面白い提案をたくさんしてくれた。中には「それ3年がかりでやるやつじゃない?」ってのもあったけど、柔軟で好奇心に満ちた発案もたくさんしてくれて、ディスカッションは盛り上がった。触媒設計なんかに関しても基礎的なところを噛み砕いて説明してくれてとても勉強になった。
ディスカッションが終わった後も、この前あった話とか日本人化学者は素晴らしいという話とか、研究者において海外を経験することがどれだけ大事だとかいろいろな話を聞かせてくれた。早口のところは聞き取れなかったんだけど。。。その後、軽く研究室案内してくれた。全部の機器の場所とか、誰がどこの席に座っているとかちゃんと把握しててすごいと思った。

そんなこんな、今日はセミナーがあったこともあってあんまり実験が捗らなかった(再結晶と吸引ろ過しかやってない笑)けど、夜メシをポスドクのレギーナさんと一緒に食べた。レギナーさんは面倒見が良く、頻繁に話しかけてくれる。「一日一単語はドイツ語を覚えること!」と僕が日本の研究室で留学生にやっていたことと同じことをやってくれている。なぜか今日は3単語教えてくれたけど。これは以外とありがたいと気付く。次に入ってくる留学生にもやってあげようと決意。その後、ドイツの進学事情について教えてくれた。ドイツでは、修士学生の約95%は博士に進学するんだそう。博士が普通な世の中。びっくり。

そしてレギーナさんがポスドクになった理由を教えてくれた。
色々言ってたけど「O教授みたいになりたいと思った」んだって。熱い話。
O教授は良い仲間をもってるなぁ。

明日はがっつり実験しよーっと。

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