留学体験記~その2~(2017/9/1)留学準備と流れ

昨日は現地時間の20時頃にミュンヘン空港に到着した。留学先研究室の博士学生が迎えに来てくれてアパートまで送ってくれた。彼はかなりのイケメンボーイ且つスーパージェントルマンだった。一撃で惚れた。
今日は1日お休みを頂いたので、よし!周辺を散策や!!と思ったけど、あいにくの雨模様だったので、午前にちょっとだけ買い物に行ってあとはのんびりすることにした。暇なので、留学の準備や流れなどを書くことにした。博士を志す後輩諸君、参考にしてくれ。

3月初旬〜中旬
リーディングプログラムから「留学するなら留学希望先と航空券がいくらぐらいするかを調べて教えてちょ」との連絡を受ける。不斉触媒の研究でブイブイいわせている研究室に行きたいとぼんやり考えていたので、とりあえず5つくらいに絞り、希望順に並べる。教授先生との相談がmustなため、どんな研究をしているか?自分のスキルがどう活かせるか?その研究室でどんなテーマで研究をしたいか?などの質問に耐えきれるよう、必死に研究室のホームページや論文を漁る。

3月下旬
教授先生のところに候補を持って行く。候補5つのうち、3つは「こいつとなんまり仲良くない!無しやっ!!」と却下を食らう。結局、第三希望にしていたドイツのO教授のところに連絡してもらうことが決定する。「この人は友達やし俺より10歳以上年下やし余裕や!」って言ってた。そういう問題か??と思ったが信じて待つことにした。

4月6日
教授先生部屋でのディスカッションが終わりかけたところで、メール送ってくれましたかー?と尋ねると、忘れていたらしく、その場でメールを送ってくれた。

4月12日
留学先のO先生より受け入れを快諾していただく。留学先が決まって一安心するとともに、「3ヶ月留学する」ということが急に現実味を帯びてきてビビる。
ドキドキしながらO先生へのお礼のメールを作成し、私の研究室の留学生ポスドク(R君)に添削してもらった後に送信。お礼の一言、論文を読んで感銘を受けました!みたいなこと、自分のやっている研究の概要などを織り交ぜ、自分の論文も添付して送った。R君が頼りになる男であることにようやく気付く。

5月6日
留学中にやりたい研究のプロポーザルを教授先生に提出する。機嫌が悪くてヒヤヒヤしたが、なんとか許可をもらい、体裁を整えO先生に送った。

5月19日
ミュンヘンに留学中の友達から「ミュンヘンでの部屋探しはめちゃくちゃ大変やから覚悟しときな!」とのメールを受け取り、焦り、調べる。ミュンヘン大学の部屋探し支援のホームページを発見。「ミュンヘンでアパートを探すのは大変だけど大丈夫。君は1人じゃない!」って書いてある。急に安心し、余裕こく。

5月20日
余裕こきすぎて昨日は帰っちゃったので、早速例のホームページに会員登録しようとすると、「6ヶ月未満の滞在を予定している場合、登録できません」という心ないエラーが出る。ケチっ!なぁーにが君は1人じゃない!やて!!と思った。現実逃避するためにひたすら実験した。

5月21日
気を取り直して、アパートの大家さんにひたすらメールを送りまくる。27件送った。結果的に全部断られた。
空き部屋がないとか、3ヶ月は短いとかいう内容での返信ばっかりだったが、ちゃんと丁寧にお返事をくれるだけでもありがたいと思った。中には、「うちは無理だけどここなら受け入れてくれるかもよ!」なんて書き添えてくれる人もいて、ドイツ人は良い人ばっかりだと確信した。でも家は見つかっていない、、、

5月29日
渡航先研究室の秘書さんから、受け入れの際に必要な書類に関する連絡を受ける。
ミュンヘン大学の受け入れに必要な書類は少なく
CV、 卒業・修了証明書、滞在費用支給の証明書(学振の採用証明書&L大学院の渡航費支援証明書)、パスポートのコピー だけだった。ちなみにドイツのVISAは現地で取得する必要があるため、予め提出することはなかった。同時期に留学へ行く同期君はいろいろと大変そうだったので、必要書類は受け入れ機関によって全然違うと思った。ミュンヘン大学は余裕だった。

6月22日
すべての書類の準備ができたのでPDFファイルを提出。いずれも原本を送る必要はなく、電子ファイルだけでOK!めちゃくちゃ楽チン。同日、派遣先の秘書さんから「部屋探しに困ってんなら言いなよ!探してやっから!!」というメールをもらう。結構頑張って探しているにも関わらず全然見つからなくて心が折れかけていたので、速攻「ではお言葉に甘えて、おなしゃす!」と元気よくメールを送った。現地の人だからきっとすぐに見つかるだろうと思った。

7月3日
秘書さんからメールがきた。「探したけど部屋見つからんかったわ!頑張って探すんだぞ!グッドラック!!」とかいうメールだった。目の前が真っ暗になった。

7月5日
とりあえずミュンヘン行きの航空券を購入する。

7月10日
紆余曲折を経て部屋が見つかる。家賃は500€(約6万5千円)。大家さんは英語が通じないらしく、秘書さんを経由して連絡をとることに。部屋に関する情報は家賃とバルコニーがあることのみ。。。俺の部屋、バルコニーだったりして。と思いながらも、もうお部屋探しはうんざりしていたのでそこに決めた。

8月3日
ゴールデンウィークあたりに提出した学振の若手研究者海外挑戦プロジェクトの選考結果が届く。結果は内定。支給額は地区によって異なり、最低でも100万、高いところでは140万。調べるとドイツは140万の地区だった。急に巨万の富を得ることが決まり、よだれが止まらなくなる。お土産が少しばかりリッチになりことが確定した。乞うご期待。

8月初旬〜中旬
夏休み期間を利用して留学に必要なものを準備する。
まず、クレジットカードはライフカードというやつにした。普通に「留学 クレジットカード」って調べると一番に出てくるくらい有名。ライフカードの学生カードだと、海外利用分の5%が現金でキャッシュバックされるという優れもの。
保険はStepinというのに入った。ドイツでVISAを取る時は日本の旅行会社がお勧めしてくる保険じゃだめ。VISA申請に必要な条件をみたいしているドイツの保険でないといけなかった。月額は1万円程度。オンラインですぐに入れた。
お金の両替や送金はマネーパートナーズとトランスファーワイズを利用。おそらく日本で行う両替と、送金ならこの二つが最も手数料がかからず経済的。マネーパートナーズはFX用の口座を作ることで、もちろんFX取引ができるようになるし(やんないけど)、その口座からの外貨両替だと手数料がかなり抑えられる。詳しい理由は知らなけど。詳しいことは検索してね。トランスファーワイズはいい感じに外貨送金手数料がほぼかからない仕組みになってる。こちらも検索。ただ、トランスファーワイズを使いたい場合は、渡航先に銀行口座がないと送金できないので要注意。家賃とかデポジットとかを前もって送金する場合にはお得で便利。

8月20日
留学生ポスドクのR君が壮行会を開いてくれる。ちなみにサシのカレーパーティー。R君の家に招かれ、手作りカレーを振る舞ってもらった。家に入った瞬間にノコギリクワガタぐらいの大きさのゴキブリが現れたが、優しいR君は潰したりせず、冷蔵庫の裏に誘導して匿ってやっていた。カレーは最高に美味しく、何より嬉しかった。R君に次のポストが見つかったのは嬉しいけど、いなくなるのは寂しいと思った。

8月26日
後輩の院試お疲れ会と一緒に留学壮行会を開いてもらった。プレゼントとしてもらったバッグにたくさんお土産を詰めて帰ろう。そう決意する。ただ、思わぬ刺客の参戦と地蔵のちょづきにより、大変忙しい飲み会だった。逆に思い出深かった。

8月28日
教授先生に出国前の挨拶をする。ご機嫌がよろしく、エンジョイしてきなさい!と言って握手してくれた。少しでも結果を残せるよう頑張ろうと思った。向こうでもストイックにいこう。実験ガチ勢。オクトーバーフェストガチ勢。

8月30日
同期君に空港まで送ってもらった。空港できしめんを食べた。朝早くて全然店が開いてなかったけど良し。決意は堅い。
さらばジャパン!ミサイルには気をつけるんだぞ!

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